朝晩が少しずつ涼しくなり、秋の気配を感じる季節になりました。
以前、子どもが落ち葉を拾って、「これ、葉っぱのおふとん!」と言ったことがありました。「落ち葉」としか思っていなかったものが、その子には「おふとん」に見えていたんですね。
子どもの発想って、本当におもしろい! この時期だからこその想像力ですよね。
絵本を読んでいるときにも、私たち大人には思いつかないような言葉が飛び出すことがあります。絵本は、何かを教えるものではなく、その人の中にあるものを動かすもの。子どもたちの「おもしろい!」「なんだろう?」という気持ちや言葉を、ぜひどんどん受け止めてあげてくださいね。
★わらべうたえほん やまのおんがくか(あかちゃんから)
水田詩仙・訳詩 鈴木幸枝・構成・絵 ひさかたチャイルド
今日は山の音楽会。動物たちがそれぞれ楽器を演奏しながらうたいます。パタパタとめくれるしかけになっていて、こりすやことり、たぬきたちがたのしそうに演奏します。巻末に楽譜も付いています。何度もうたいたくなるリズムとメロディーを楽しんでくださいね。
★おしっこ おしっこ(2、3才から)
E・ジャドゥール・作 V・オスダ・訳 クレヨンハウス
夜のおしっこは子どもにとっていちだいじ。ペンギンのレオンは夜中におしっこがしたくなると、ママとパパを起こしてトイレにつれていってもらいます。そのせいで、パパとママは目不足に… ひとりでトイレに行けない子どもたちを励まし、「できた!」の満足感と自信につながる絵本です。
★いたずらからす(3才から)
さとうわきこ・作 福音館書店
おいしそうなリンゴの木。ばばばあちゃんが食べ頃かなぁと思っているとそこにからすの親分がやってきて「ひとくち食べたら全部のリンゴがおいしいかわかる」と言いました。ところが、ひとくちだけの約束が、次から次へとからすがやってきて、リンゴを食べてしまいました…いつも元気でまっすぐな、ばばばあちゃんの最新刊です。
★せきとり しりとり(4、5才から)
サトシン・作 高畠那生・絵 文溪堂
「せきとり、けいこに、せいをだす」「すごいなげわざ、バッチリきまる」せきとりの稽古から取り組みまでが、リズミカルなしりとりになった絵本です。ド迫力のある絵が魅力的です。その迫力を活かして、元気よく、力強く、ゆっくり読むのをおすすめします。絵をぞんぶんに見せてあげてくださいね。
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
(えほん館 はなだむつこ)