絵本だより

2025年09月『だれかさんのぼうし』『ぷ』『できるよ できるよ』『げんきいっぱい あさごはんのじゅつ』

まだまだ暑い日が続く日々ですが、9月なので秋を意識した絵本を紹介させていただくことにしました。
今や関西も9月は夏でしょうか?スマホでAⅠに聞いてみたら「はいともいいえとも言えません」という答えでした。「そうやろなぁ」と納得。私の周りもAⅠを使う人が増えてきました。落ち込んだ友達はAⅠになぐさめてもらったそうです。私も少しは使えるようになったほうが良いのだろうかと思い始めていますが、大事なのは使う人の人間性だと思います。豊かな想像力と心が育っていないと危険ではないかと思います。乳幼児期の土台作りはぜひアナログ中心で五感を大切に!


★だれかさんのぼうし(あかちゃんから)
 あかいしゆみ・作 教育画劇

ぼうしぼうし、わかるかな?耳のようなぼうし、小さいぼうし、パンのようなぼうしに…これは何?まるでお鍋のふたのよう。でも全部誰かさんのぼうしです。 当てっこ絵本はわかるかどうかに関係なく、ページをめくった時の変化によって脳が刺激されるのであかちゃんからオススメです。


★ぷ(3才から)
 たなかひかる・作 金の星社

一目瞭然、おならの絵本です。子ども達が大好きな「ぷ」の音だらけですが、ちゃんと絵も読むと面白さが倍増します。「読むのが難しい」という声もありますが、こういう絵本は何も考えずひたすら楽しんでください。ナンセンス・オノマトペ絵本でもあります。


★できるよ できるよ(4才から) 
 ブリッタ・テッケントラップ・作 木坂涼・訳 ひさかたチャイルド

おおきなハリネズミとちいさなハリネズミの心あたたまるお話です。ちいさなハリネズミは誰かが何かするたびに「できるよ、できるよ!」とやってみますが…。子どもの好奇心と冒険心がいっぱいつまった絵本ですが、いつも見守るおおきなハリネズミの優しさが最高です。


★げんきいっぱい あさごはんのじゅつ(5才から)
 のびこ・絵 かがわやすお・監修 少年写真新聞社

朝ご飯を食べることの大切さをだけでなく、食事が出来上がる過程も知るとこができます。お米をとぐところから、炊き方、おかずを作るところまでがわかりやすく説明されています。
最後に「お手軽の術」として「冷凍の術」「レンジでチンの術」「一皿の術」「どんぶりの術」が載っているのもナイスです。


♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)