絵本だより

2022年04月『どーこかな?』『いっしょだね いっしょだよ』『えきべんとふうけい』『ハムおじさん』

 最近大きなストレスを感じたことがありました。ある事情があり、もと「えほん館」の店舗のガス番号が分からなくなり大阪ガスに電話をしました。音声案内に番号で答えた後、やっと繋がったかと思えば「現在電話が大変込み合っております…ホームページからも…」の音声案内。待つのが嫌なのでHPからと思いましたが、私の事情には対応しておらず出来ませんでした。仕方なく再び電話を。再び「現在電話が…」の音声。待つこと40分。
 ようやく生きた人間と話せたと思えば、建物の持ち主でもガス番号を教えられないと言われ…キレてしまいました(笑)。「教えられない」と分かるだけの事に要した時間は一時間を越えています。思いっきり文句を言いました。「あなたには何の責任も無いのに申し訳ないと思いますけど…!」と一応言いましたが、後味は悪かった。電話をかけたら普通に人間に繋がった昔が恋しい今日この頃です。。。


★どーこかな?(あかちゃんから)
 こがようこ・作 瑞雲舎

あかちゃんと会話しながら楽しむ絵本です。「おめめはどーこ?」「おくちはどーこ?」「おみみはどーこ?」などの問いかけに「ここよここよ」と答えてくれます。絵本のあかちゃんは「りんちゃん」ですが、お子さんのお名前に変えて読んであげてくださいね。コミュニケーションをとることの楽しさが芽生えて欲しいと思います。


★いっしょだね いっしょだよ(1、2才くらいから)
 きむらだいすけ・作 講談社

乳幼児にとっていつも一緒にいてくれる大人がいるというのはとても大切なことです。信頼感は安心感のもとで育ちます。乳児期に芽生えた信頼感は、人だけでなく自分以外のものを信頼することへと繋がります。「一緒だよ」と優しく語りかけてあげてくださいね。


★えきべんとふうけい(3、4才くらいから)
 マメイケダ・作 あかね書房

関東から中国地方まで走る電車の中でいろいろな駅弁が登場します。窓から見える景色とともに「今どこを走っているのかな?」と想像しながら読むのも楽しいですが、子ども達には単純に駅弁を楽しんでもらえると良いと思います。見開きいっぱいに描かれた駅弁が本当に美味しそう!


★ハムおじさん(4、5才くらいから)
 大桃洋祐・作 徳間書店

とまった時計を修理してもらっている間に買い物をはじめたハムおじさんですが、「ちょっと買いすぎちゃう!?」と言いたくなるくらい買いすぎます。しかも買ったものをどんどん上に積み上げて絶妙のバランスを取りながら運ぶのですが…。個人的にはこういうほのぼのとしたお話が大好きです。今度イライラしたらこの絵本を読もうと思います。


♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)