私は「待つ」のが苦手です。だから待ち合わせもいつもギリギリになってしまいます。
仕事で講演に行くときでも結構ギリギリです。いつだったか講演先の駐車場で主催者の方が待ってくださっていて「長いことお待たせして申し訳ありません!」と言ったときに「いえいえ、大丈夫です。花田さんは毎年ギリギリですからそんなに待っていませんよ。」と言われたことがありました。そんな私ですが、会話では相手の人が話し終えるまで待てるのです。
ところが数年前から私が話し終えるまで待ってもらえないことが増えました。まだ話している途中なのに、話をかぶせてくる人が多いのです。言いたいことがちゃんと伝えられないこのストレス。次第に人と話すのが苦痛になってきました。その反動でか、講演は大好きです。
せめて子どもの話はどれだけ間があいても待つようにしようと心掛けています。
★スタコラサッサ(1才から)
花山かずみ・作 こぐま社
ご飯を食べようとしたとたん、たこさんウィンナーがぽとん。すると、そのたこさんウィンナーがスタコラサッサと逃げ出して…。あれあれ、みんなどこ行くの?スタコラサッサのエイサッサー! 食べ物はみんな友達。声に出して読んでいるうちになぜか喜びが爆発するような絵本です。
★へびながすぎる(3才から)
ふくながじゅんぺい・作 こぐま社
ながーーーいへびを、へびとは全く気付かず楽しく遊ぶ動物たち。なわとびになったり、すべり台になったりぶらんこになったりします。知らぬとは言え大丈夫なのか!?意外なラストが待っています。
★ぼくのねこ(4才から)
鈴木のりたけ・作 PHP研究所
大人気シリーズの最新刊はねこです。いろんな模様にいろんな形のねこが次から次へと登場します。きみはどんなねこが好きかな?ねこを探すページもあって遊べます。こういう絵本は意味など考えずに思いっきり楽しんでくださいね。意外にお気に入りが見つかるかもしれませんよ。
★オノモロンボンガ(5才から)
アルベナ・イヴァノヴィッチ=レア・再話 二コラ・トレーヴ・絵
さくまゆみこ・訳 光村教育図書
ずっと昔、まだこの世界が若かったころ、魔法の木を目指して一匹のカメが旅立ちました。木の名前を言えれば実が食べられるのですが、その名はオノモロンボンガ!さあ、このややこしい名前を言えるのでしょうか。繰り返しが楽しいアフリカ南部の昔話です。
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
(えほん館 はなだむつこ)