絵本だより

2026年04月『パタパタどうぶつえん』『わかくさのおかで』『チューリップホテル』『はやくちこぶた』

子ども達に絵本を読んでいるといろいろな事が起こります。先日も一生懸命読んでいる途中に、突然一人の子どもが言いました。「それ、もう読んだ!」と。しかも、一番いいところで(笑)。思わず「今、言うか。」と心の中で突っ込みました。でもこれって実は「もう読んだ」と覚えているくらい心に残っているという事なんですよね。
昨日は昨日で『きれてる』を読んだら、次から次へとみんながロールケーキを食べに来てくれたのは嬉しかったけれど、盛り上がりすぎて次に読んだ『でてこいでてこい』のウサギもカエルも全部食べに来て大変な状況になりました。それもこれも全部絵本の時間です。全てOKです。今年度も自由に絵本を楽しみましょう!


パタパタどうぶつえん(乳児から)
 岡田善敬・文 タケウマ・絵 ブロンズ新社

ページをめくると動物たちの動きが変わる絵本です。めくるだけでなく、行ったり戻ったり、ページをパタパタと動かしてください。すると動物たちが動いているように見えるから楽しみがふくらみます。あかちゃんにはゆっくりと。手が使えるようになったら子ども達に自分で動かしてもらってくださいね。


わかくさのおかで(3才から)
 かじりみな子・作 偕成社

うさぎの姉妹ラビッタちゃんとピョコラッタちゃんは、春の山で暮らしています。春になりお弁当をづくって家族でピクニックへ行くことになりました。歌いながら丘を進み、おいしいお弁当を楽しんだあと、野原を探検へ。川を渡りトンネルを抜けて進むうちに、ふと気がつくとピョコラッタちゃんがいません…。


チューリップホテル(4才から) 
 キム・ジアン・作 おおたけきよみ・訳 光村教育図書

5ひきのカヤネズミたちは、毎日こつこつチューリップのお世話をしています。力を合わせて働きながら、春を心待ちにしているのです。やがてすっと伸びたくきの先に、ふくらんだつぼみが顔を出すころには、お客さまを迎える準備はばっちり。観音開きのページが圧巻の楽しい絵本です。


はやくちこぶた(5才から)
 はやかわじゅんこ・作 瑞雲舎

みんながよく知っている15種類の早口言葉を『三匹のこぶた』のこぶたとオオカミが演じています。最初は「なまむぎ なまごめ なまたまご」。ただ早口言葉を楽しむだけの絵本ではありません。絵を読むと物語が進んでいくのがわかります。表紙からもわかるように劇場になっているのです。幅広い年齢層で楽しめる絵本です。


♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
えほん館 はなだむつこ)