この度25年乗っていた愛車がとうとう寿命となり、買い替えることになりました。中古で買った車なので25年以上になるのだと思います。大好きな谷川俊太郎さん親子を乗せたこともある思い出いっぱいの車です。ナンバーが737なので「なみしち」という、おじいちゃんみたいな名前です。絵本の販売に行く時も講演に行く時も「なみしち」と一緒。酔っぱらった時には車内で一夜を過ごしたこともありました。まさに私の人生のパートナーでした。ついにお別れかと思うと泣けてきます。
それにしても、次もまた中古車とはいえ燃費の良さにビックリしていると、販売会社の方が一言。「花田さん、25年前の車と比べたら全部燃費いいですよ。これが普通です」と。…確かにです。
★ころころこーろころ(0才から)
みなみじゅんこ・作 のら書店
「ころころこーろころ」は北海道のわらべうた(こもりうた)です。あかちゃんと一緒に揺れながら読むと読み手との一体感が増して喜びも広がります。絵が語るストーリーもまさに同じ。最後に楽譜がありますが、気にせずそれぞれの節でリズムで楽しんでくださいね。
★できあがり(2才から)
彦坂有紀・もりといずみ・作 福音館書店
ホットドック、おにぎり、ジャムトーストにうどん。どれも美味しそう!
それぞれの食べ物が、ちょっと手を加えることで変化する様子が上手く表現されています。何より凄いのは全て木版画だということです。画材で描かれた絵とは違う立体感が何ともいえません。
★どこでもタクシー(3才から)
鈴木まもる・作 文溪堂
ジュンはタクシーの運転手。ライオンを乗せて飛行場へ。カンガルーとハナグマは新幹線の駅まで。どこでもタクシーはどこへでもスイスイスイと走ります。言葉のリズムも良くて読んでいると心も弾んでくるようです。最後にあれっ?と思ったら、そういうことか!
★オニのサラリーマン じごくの盆やすみ(5才から)
富安陽子・文 大島妙子・絵 福音館書店
地獄のお盆休みはもうじゃ達が里帰りをします。お盆ラッシュになってしまってさあ大変。もうじゃがいなくなり空っぽになった地獄ではこの機会に大掃除が始まるのです。地獄の大掃除を一緒に楽しんでくださいね。大人も笑える絵本です(※シリーズ有り)。
♪絵本を真ん中に、親子の絆を育みましょう♪
(えほん館 はなだむつこ)